会津ひとくちメモ

会津身不知柿(あいづみしらずがき)

秋、会津を代表する果物といえば、「身不知柿」です。
読み方は「みしらずがき」と読みます。

この身不知柿はもともとは渋柿です。

木から取ってすぐには渋くてとても食べられません。でも、この柿に焼酎をふりかけて1週間程おくと(これを「さわす」といいます)渋が抜けて驚くほど甘くおいしい柿に変身するのです!

身不知柿を買うと、箱に「○月○日に開封してください」と書かれています。
この日付頃がちょうど渋が抜けて食べごろになるという事です。


毎年秋にはこの会津身不知柿が天皇家へ献上柿として送られています。



身不知柿の名前の由来は、枝が折れるほどたくさん実をつけることから、身のほど知らずな柿、という説や、あまりにもおいしいので身のほど知らずに食べ過ぎてしまう、という説などがあります。


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