会津ひとくちメモ

会津彼岸獅子(あいづひがんじし)

会津に春を告げる風物詩といえば「彼岸獅子」です。彼岸獅子は春彼岸に舞うことからそう呼ばれています。
彼岸の間、五穀豊穣や悪霊退散を祈願して市内をまわります。


喜多方市関柴町下柴にある「下柴の彼岸獅子」は会津の彼岸獅子の中でも一番古い歴史を持ち、福島県の重要無形民俗文化財にも指定されています。

獅子は太夫獅子・雄獅子・雌獅子の三匹で、他に笛や太鼓の演者がいます。
この軽快な音に合わせて力強く勇壮な舞いを披露します。



戊辰戦争では、山川大蔵が西軍に包囲された鶴ヶ城に帰城する際、獅子団を先頭に堂々と行進し、一兵も欠くことなく入城したという話はとても有名です。


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